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    最近発達障害の一種であるADHDが話題になっています。

    これは主に、7歳までの学童期に発症する精神症状で、

    注意欠陥・多動性障害(ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい)と訳されますが、

    多動性・不注意・衝動性の症状が特徴的な発達障害もしくは行動障害のことです。

    多動性障害とか注意欠如・多動症とも言われます。ADHDの症状としては、

    落ち着きがない、我慢ができない、不注意に行動するなどの特徴があります。

    これと症状がよく似ているので混同されがちなのがアスペルガー症候群です。

    しかし、ADHDとアスペルガー症候群は

    原因も症状も異なるもので、対処法や治療法も異なります。

    アスペルガー症候群

    そこで今回はどこがどのように異なるのか、正確な知識を得ておきたいと思います。

    アスペルガー症候群

    ADHDについては上記で述べたとおりですが、

    アスペルガー症候群とはいったいどんな症状なのでしょうか。

    アスペルガー症候群は興味・コミュニケーションについて特異性があるが

    知的障害を伴わない広汎性発達障害の一種と言われています。

    アスペルガーは自閉症の一種で、衝動性や我慢などに強く関係する

    前頭葉の一部分である下前頭回などに異常がある

    という研究結果が明らかになっています。

    症状として不注意や衝動性などADHDと共通したものが多いので

    しばしばADHDとアスペルガーは混同され、同じものだと考えている方もいます。

    しかしアスペルガーはADHDとは全く別の症状です。

    ADHDとアスペルガーの違い

    ではADHDとアスペルガー症候群は、具体的にどのように異なるのでしょうか。

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    これについては人間の情報処理について、

    入力」と「出力」の2つを考えるとわかりやすいです。

    すなわち入力とは「外からの情報を取り入れるときの方法(理解や感覚など)」で

    出力とは「情報を発信する方法(説明や反応など)」と考えるといいです。

    ADHDは出力の異常だけですが

    アスペルガーは入力と出力両方に異常があると言われています。

    症状の違いとしては、たとえばADHDの人は、「認知」(入力)には問題がないので、

    決められたことはわかりますがコントロール(出力)が利かないので、

    駄目だと分かっていてもやってしまうということがあります。

    ADHD 症状

    これに対し、アスペルガー症候群は「認知」(入力)自身に問題があるので、

    「暗黙の了解」や「慣例的に」といったことが理解できませんし、

    行間や相手の表情などから本意をくみ取るという事ができず、

    言葉を額面通りに受け取ってしまいます。

    言いかえるのであれば、アスペルガー症候群の人は

    空気を読めない人になってしまったり、

    駄目だということが分からないまま間違ったことをしてしまします。

    その他にもADHDの人は「集中できない」特徴がありますが、

    アスペルガーの人は逆に「過度に一つのことに集中する」症状が出ることがあります。

    ADHDの人は、周囲のことは理解しますので、周囲に適応できないことに

    落ち込みますがアスペルガーの人はそもそも周囲を理解しないので、

    適応しない自分について落ち込むことがありません。

    このように、似ているけれど原因も症状も異なる

    ADHDとアスペルガーですので、正しく理解して混同しないようにしましょう。

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