ADHDの子供の特徴として、わがままな子と思われやすいことがあります。

障害である以上、自分でなんとか努力をしようと思っても

改善をするのは難しくそれが本人の自己肯定感の低下に繋がってしまっていることも。

ADHDの子供が自信を失うことが無いようにする為にも、

周囲のひとはまず

子供が抱えている困り感を知り適切な対応をしていくこと

が求められます。

では、一体どのような特徴があるのでしょうか。

多動性障害幼児 特徴 接し方

ADHDの子の特徴 10個


1.全て言わなきゃ出来ない

学校から帰ってきて宿題をしなさいと言ってやらせる。
次はご飯を食べなさいと言って食べさせる。
すべて指示をしないと出来ないことが多いです。

2.やらなければならないことを先延ばしに
例えやらなければ絶対に困ることだったとしても、自分がやりたくなければやりません。
それを注意されても、反抗するばかりで結局やりません。

3.思いついたら、考える前にすぐ行動
並んでいなければならない場面でも、気になるものがあったらそちらに行ってしまう。

4.放っておくと喋り続ける
心の中で思っていることを、すべて口に出してしまう状態です。

5.常に動いていて落ち着きがない
公園ではずっと走りっぱなし
長く座っていられない
大人になっても体のどこかが動いているなど
じっとしていられないことも特徴のひとつです。
これはADHDの中でもよく知られている症状ですね。

6.集中力がなく、勉強を続けられない
集中力が途切れやすいので、長い間同じことを続けるのが苦手。
一方で、自分が好きなことへの集中力はすさまじく
ずっとやり続けて「やめなさい」という指示がきけません。
話しかけても聞いていない、途中でやめるということが難しい障害です。

7.頻繁に物を紛失。常時使っている物も無くなる
新しい鉛筆を筆箱に入れても、帰ってくるときは空っぽ。
物をどこにおいたのか解らない、適当な場所においてしまうなど、紛失物は本当に多いです。

8.計画が立てられない
優先順位をつけることが苦手なので
すべてを一気に片付けようとしてしまい
結果として何一つ片付かないということがよくあります。
典型的なのが掃除。
「ここをやろう」と決めて掃除するのではなく
一気にすべてを綺麗にしようとしてしまい
あちこちに手を付けて中途半端な状態で集中力が切れます。
家が片付かないのはこのため。

9.喜怒哀楽の「怒哀」が激しい
どちらも特性として持っている場合があります。
些細なことで怒ったり、泣いたりしてしまうため、周囲から見ると「わがまま」「短気」に見えてしまいます。

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10.相手を考えず一方的に喋ったり、場に合わない声量
自分が興味があることを一方的に、しかもかなり多く喋ってしまう。
声の大きさが調整できないので、大きい声でしゃべってしまうことも多いです。
人と人が話をしていても割りこんで好きなことを話してしまったり、聞かれたことと全然違うことを返すために、人間関係のトラブルが多くなってしまうことも。

これらの症状に対応する効果的な3つの手段

ADHDの症状には個人差がありますので、誰にでも同じ対応をするのではなく

その人の症状によって対応を変えていく努力が必要になります。

1.部屋の中に刺激を受けるものを置かない
まず、部屋の中に刺激があるものを置かないことです。

刺激というのは勉強をする上で邪魔となる、テレビや、おもちゃ、マンガなど。

これらの物は別の部屋において、学習をする部屋には置かないこと。

ADHDの子供は、こういった刺激のあるものをおいてしまうとそちらに気持ちがいってしまい、学習に取り組みにくくなってしまいます。

勉強をする場所には、刺激になるものをおかない!!

これを徹底しましょう。

2.勉強机の配置は、壁に向かって。もしくは部屋の角に
机を置くときは、壁に向かって部屋の隅においておくことをお勧めします。

壁の方向に机をおくと、目の前には壁しかないので余計なものが目に入りません。

注意力が散漫になるのを防ぐことができます。

3.視覚に訴え目で見てわかるように
ADHDの子に限らず、発達障害の子は

口で言って聞かせるより、自分の目で見て理解させるようにしてあげる

というのが効果的です。

今やらなければならないことを

文字に書いてあげる。もしくは、絵で見てわかるようにしてあげる。

こうやって、視覚から訴えるという方法をとることで

ADHDの子供が理解しやすくなります。

ただ叱るのではなく具体的な行動を示すことが大事

ADHDの子に「ダメ」「やめなさい」と言って叱っても、

それは「叱られた」という記憶しか残らないケースもあります。なので、

注意をする時は具体的な行動を示し「○○○をしようね」と教えてあげる事。

ADHDの子供は「ダメ」と言われれば意味は理解できます。

でも、ダメだからといって何をしたらいいのかが解らないこともあるので

やるべきことをはっきりさせてあげることで

こういう時はどうすればいいのかを理解することが出来ます。

全ての基本はちゃんと出来た時に褒めてあげる

ADHDの子は、見た目では障害があるということが解りにくいです。

このため、障害があるということを周りに理解してもらえず

『ワガママな子』『自分勝手な子』と誤解されてしまい

トラブルが起きてしまうことも少なくありません。

自分の努力で改善しようとしても限界があることなのに

相手からは否定ばかりされてしまうため

当人が自分はダメな子と自己否定をしてしまうケースも多いです。

だからこそ、できるだけ多くの褒め言葉をかけて育ててあげてください。

いいことをしたら褒めてあげる、可愛い可愛いと言ってあげる。

自信を持つことができるように育ててあげることが、なにより大切です。

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