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    近年、他者とのコミュニケーションがうまくいかなかったり社会になじめない原因の一つとして注目されてきている愛着障害という症状があります。

    これは、乳幼児期に虐待やネグレクトを受けて保護者に対する十分な愛着が得られなかったことに起因する障害の総称で、成人になっても症状が残り、恋愛や結婚等ライフステージにおいてさまざまな障害をもたらします。

    今回はこの愛着障害の原因について考えてみます。
    愛着障害 原因

    乳幼児と父親、母親の関係

    乳幼児は不安を感じた場合に、保護者に庇護を求めます。たとえば恐怖を感じた場合や保護者と離れてしまった場合に保護者を呼んだり頼ったりするということです。

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    このような場合に保護者が近くに来たり安心させてあげると乳幼児は安心感を得て、保護者に対する愛着を持ちます。
    乳幼児はこのような愛着体験を繰り返していくうちに、他者に対する安心感を獲得し、他者とのコミュニケーションの基礎ができあがっていきます。

    これが正常な乳幼児の保護者に対する愛着の状態です。

    愛着障害の原因

    前述の通り、保護者が適切に乳幼児の要求に応えた場合、乳幼児は正常な愛着体験ができ、他者への安心感を得られます。しかし、保護者が乳幼児の要求に応えなかった場合は、乳幼児は保護者に対する愛着が得られません。

    そうなると、成長の過程で他者への安心感を得ることができず、他者に対し過度に警戒したり、逆に全く警戒しなくなったりする愛着障害になってしまうのです。

    たとえば、保護者が乳幼児を虐待していたりネグレクトしている場合が典型的なケースですが、養父母が頻繁に変わったり、孤児で甘えられる対象がなかったりというケースも考えられます。

    近年では共働きの夫婦が増え、乳児期から保育所に預けられて必要な時期に親への愛着が持てない子供が増えており、このような子供が愛着障害になるリスクも高いと言われています。

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