障害の程度によっては、1歳くらいから

うちの子は他の子供と何かが違うのではないか

という違和感があり、親が医師に診察を願い出るケースもあります。

しかし、そのような状態であっても

はっきりとした診断名がつくのは3歳を過ぎてからのことがほとんど...

なぜなら、3歳までは子供の個性と言う側面も大きく

発達検査も最後まで受けられずに投げ出してしまう子供も多いためです。

3歳 adhd 特徴

しかし3歳を過ぎたころから健常児であれば

簡単な指示に従うことができたり喋れたり、いろいろなことができるようになってきます。

このため、周りと比べて少し違うな...というものがあると

3歳ごろになって目立ってくるのです。

この時期に我が子の違いに気付き

もしかしたら、うちの子は発達障害ではないか??

と疑うママは少なくありません。

では、どんなところで健常児と違いが出てくるのでしょうか。

3歳頃に目立ち始めるADHDの症状

まず、3歳までによくみられるのが多動の症状です。

とにかくじっとしていない。 急にどこかへ行ってしまう。

これら多動性の症状の為に、保護者が追いかけまわして疲労困憊してしまう...

ということもあるほど。中には、公園に行ったらずっと走り続けているという子供もいます。

そして、3歳頃から一人で歩いたりするため、不注意に関する症状が目立ち始めます。

小さな子供であっても

「道路に出たら車が来て危ない」ということは理解できるもの。

しかし、ADHDだと不注意がありますので

突然道路に飛び出してしまうなど危険な行為が出てくることも...

急に道路に飛び出したら、車に轢かれてしまうかもしれません。

予期せぬ危ない行動をとることがあるので

保護者はヒヤヒヤ...ということが多いようです。

この頃から保育園や幼稚園などでの集団行動が始まりますが

とにかく順番が待てません

よく、公園で順番待ちをすることってありますよね。

すべり台などは順番に並んで滑ることもあり

こういったことで子供は譲り合いを学ぶことになります。

しかし、ADHDの子の場合

「順番を待てず、押しのけてしまう」ということもありますので

この行動がトラブルの原因に...長く続けば、「わがままな子」と言われてしまいます。

順番が待てないという事に付随し、

集団行動が特に苦手でADHDの典型的な症状がコレに該当します。

みんなでまとまって何かしよう!!となったとき

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周りと同じことをしなければならない様な場面で

ひとりだけ違うことをやりはじめてしまうなど

どのような場面でも自分がやりたいことを優先してしまいます。

これも「わがままな子」と言われてしまう原因となり

ときに「頑固な子」とされることもあるようです。

最後は衝動性に該当する特徴で「思ったことをすぐ口にしてしまう」

ADHD単体での発達障害である場合、

言語は周りと比べて遅れていたとしても、次第に問題なく喋られる子が多いです。

言っていい言葉かどうかを考えてから喋るということができないために

悪気なく人に傷つくことを言ってしまうという問題行為が出てくるのです。

ADHDの症状は人それぞれ。同じADHDでも症状は大きく違う

ADHDの難しさのひとつに「症状が人によって違う」というものがあります。

まったく違う症状・気質の子供なのに同じADHDという診断名がついてしまうこともあります。

症状の幅が非常に広いこともこの発達障害ADHDの特徴です。

また、これらの症状にあてはまったとしても

本当にADHDなのか??という事を判断できるのは専門医のみ。

インターネットなどの自己診断で安易にADHDだと判断するのではなく

きちんと専門医にみてもらった上で診断をしてもらいましょう。

診断も一度で行われるわけではなく何度か見て

発達検査を経て行われますので、時間をかけて見守ることが必要です。

まるで二重苦...ADHDは単体で発症するとは限らない

子供の中には、ADHDだけでなく別の障害を併発している場合もあります。

例えば、ADHDと一緒に併発することが多い障害がLD学習障害を意味します。

LDは知能には問題がないのに一部分だけが極端に落ち込んでしまう障害です。

例えば、読み書きが苦手。計算ができない、などの症状です。

LDがある場合は

学習の仕方を変えることで理解しやすくなることもありますし

今は学習障害の子に合った学習教材もたくさん売られています。

LDがある場合は医師たちと連携しながら、

その子に合った学習のシステムを取り入れていく必要があります。

他にも、自閉症などと併発しているケースがあります。

最後に母親へのフォローと理解を求めよう

ADHDの子供を育てていくのは、本当に根気がいることです。

中には、育児に疲労困憊して辛い思いをしているママが少なくありません。

「この子がわがままなのは、あなたの躾が悪いから」

などと責められ、精神的に追いつけられているママもいます。

子育てだけでも大変なのに

心無い言葉まで浴びせていたらママが倒れてしまいますよね。

周囲が障害特性を学び、

発達障害は決して母親の育て方でなるわけではない

ということを理解すること。

そして、周囲もその子に合った接し方を学び実践していくことが大切です。

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